Action
私たちの取り組み
定期的な勉強会
学びをより深めるために、主に南北問題に関する古典を読み合う読書会を行なっています。また大量生産、大量消費をはじめとした先進国の豊かな暮らしは、途上国の多大な犠牲の上に成り立つという理解から、自分たち一人一人の暮らしを見直し、人と地球に優しいライフスタイルを実践していくための勉強会も行なっています。
これまでの勉強会でとりあげた書籍
●『バナナと日本人:フィリピン農園と食卓のあいだ』(鶴見良行著/岩波書店/1982)
●『なぜ世界の半分は飢えるのか-食糧危機の構造』(スーザン・ジョージ著/朝日新聞社/1984)
●『南北問題と開発教育』(田中治彦著/亜紀書房/1994)
●『構造的暴力と平和』(ヨハン・ガルトゥング著中央大学現代政治学双書/1991)
フィールドワーク
約半年に一度、フィリピン現地を訪れて、都市部のスラムに住む方にお話を聞いたり、地方の方のお家にホームステイさせていただいたり、フィールドワークを行なっています。
路上やスラム、スモーキーマウンテン(ゴミ山)を自分の足で歩き、感じ、考える、ということを大切にしています。歩く先で出会う貧困層の人々や、物乞いをしている子どもたちに声をかけ、お話を聞き、彼らが置かれている状況について学ぶ、ということを行います。時には、一緒にご飯を食べたり、遊んだりして、その人と一緒に過ごすひとときを持ちます。その時間の中で現地の人々と「友人」となり、帰国してからも連絡をとりあっているメンバーもいます。
支援活動
フィリピンの家庭への教育費支援を行うBaon Projectや医療費、就職支援、住居費などの臨時支援を行なっています。
報告会や上映会
フィールドワークを通して感じたことや考えたことをシェアする場として、報告会を行なっています。
また貧困問題の現状を伝えるための勉強会や外国人労働者問題を取り扱った映像作品の上映会を行なっています。